元ニキビ肌栄養士が転職したのはエステティシャン

栄養、美容、日々の徒然なるままに、書いていきたいとおもっています(^^)ニキビに悩んできた元栄養士、現役エステティシャンのブログへようこそ♪

まだ日焼け止め塗ってない?!意外と怖い、5月の紫外線!!

まだ日焼け止め塗ってない?!意外と怖い5月の紫外線

こんにちは(^^)
皆さんGWはどこかお出かけされましたか??
前半こそ少しくずれたものの、後半はこれでもか!!!
と言わんばかりのお天気で、とても気持ちが良かったですよね。
私は親戚の結婚式や、もう来週にと迫っている自分の引っ越し準備にと
なんだか慌ただしいGWを過ごしていました(^_^;)
そして今週末はなんと友人の結婚式で、を踊るんです。。。。
なんといっても新婦たっての希望の。。。。
やりきるっきゃないですね!!!!
なんて、こんな話はいいんです!!(笑)
今日は日焼け、紫外線についてお話したいと思っているんですが、
どうせならGW前にしたかったなぁ、、、
と思いながら書き出したら、つい自分のGW話から、
はたまた今週の用事まで話してしまいました!!笑 
こまったもんですね!!
 

日焼け止め毎日塗ってますか?

急に始まりました!!(笑)
皆さん、日焼け止め毎日塗ってますか??
まだ夏が始まったわけじゃあるまいし〜と思われている方、
実は5月の日差しって、8月7月に次いで強いって、ご存知ですか??(>_<)
5月はうっかり日焼けがおおいんですが、それがこの理由です!

紫外線月別グラフ

UVAとUVBについてはまた後でお話したいと思いますが、
どうでしょうか??
9月は夏の日差し、暑さがまだまだ続く時期なので
日焼け止めしっかり塗っているって方は多いと思いますが、
それよりもこの5月のほうが紫外線っておおいんです(T_T)!!
4月でさえ、9月と同じ位の紫外線!
春先の紫外線対策って実はかなり重要になるんですね。
かくいう私は、1年中日焼け止めを使っています(^_^;)
本当は皆さんにも1年を通して使っていただきたいと思ってはいるのですが。。。
サロンに来られるお客様にも、そうお伝えしています!
それはなぜかと言いますと、

紫外線は肌トラブルのドン!!

そうなんです\(TOT)/
紫外線ってあらゆる肌トラブルのかなり大きな原因となるものとして
恐れられているんです!(誰から?、、、私から、、、笑
その紫外線の中身、どんな影響があるのか??
紫外線にはUVA、UVB、UVCとありそれぞれに特徴があります。

紫外線

UVA
紫外線の約97%を占めるのがこのUVAです。
波長が長く、窓ガラスや雲も通過して、真皮と言う肌の奥までにも入り込んでしまうんです!!
日焼けして肌が黒くなる(シミやくすみができる)のも、このUVAの仕業です。
仕業と言いつつ、人間のからだがからだを守るために起きている事なんですが。
どこかで聞いた話、、、、
そうです1つ前のブログでお話した、乾燥している肌を守ろうと過剰に皮脂をだす
というのと同じことです!そう考えると、人間の身体ってすごいですよね!!笑
そしてですね、日焼けをするとすぐに赤くなるだけで元に戻る、という方は要注意です。
そのからだを守るメラニン色素(防御作用)を持つ量が少ないので
日焼けしたときの炎症が起こりやすいんです。
なのでそういった方はより紫外線対策を万全にして頂きたいです。
 
UVB
UVAに比べると割合的には少ないですが、からだに強い影響を与えるのがこのUVBです。
なぜ割合が少ないかと言うと、オゾン層によって吸収されているからなんですが、
1980年代にオゾン層の破壊が明らかになってから、皮膚がんなどの有害性が注目されるようになったんですね。
日焼けをした際に赤くひりひりと炎症を起こすことがこのUVBの仕業です。
 
UVC
UVCはオゾン層で吸収され、地表には到着しません(^^)
どうりで聞いたこと無いはずだ!!ですよね!
 
波長が短いほど体に対する影響が強い(UVB)ですが、
波長が長いほど皮膚の深くに入りこむ(UVA)ので、
どちらも避けたいものにはかわりありません。
 
 
紫外線が起こす肌トラブル
紫外線によって起こる具体的な肌トラブルをあげてみたいと思います。
 
シミ・くすみ
先程お伝えしたように、紫外線をたくさん浴びることで、
防御作用によるメラニンを過剰に作ってしまうのが原因です。
 
乾燥・肌荒れ
繰り返し紫外線の刺激を受けることで、肌がそのことを覚えてこれまた守ろうと、
本来ならばアカとして剥がれていくはずの(ターンオーバーといいます)角質がどんどん重なっていきます。
そういった古い角質というのは水分を蓄えておく力が衰えるため、
肌内部は乾燥していしまうんです。
そのため肌のキメが乱れてごわついたり、ざらつき、皮がめくれる、といった肌荒れ状態を引き起こします。
 
ニキビ
先程の乾燥・肌荒れ状態のお肌が、肌を守ろうと過剰に皮脂を出したり、古い角質がたまることで毛穴の詰まりに。
また紫外線をあびて酸化した皮脂がニキビの原因となることもあります。
ニキビがあるお肌で紫外線を浴びると、より炎症を起こして悪化させてしまうことにもつながります。
 
シワ・たるみ
ある程度年齢を重ねると出てくるシワ・たるみ、これも実は紫外線が深く関係しているんですよ。
肌表面の小ジワは乾燥によるもの、また先程のUVAが肌の奥の真皮にまで届き、肌のハリを保っている
コラーゲン、エラスチンにダメージを与えて深いシワや、たるみにつながっているんです。
 
年を取ると人は老いるものですが、遺伝が肌の老いに与える影響は20%で、
残りの80%が紫外線による光老化である。という研究結果もあるくらい!!
 
今肌にトラブルがある方は、悪化させない改善への一歩として、
特にトラブルが無い方でも、いつこんなふうに紫外線の影響をうけるやもしれませんので、
予防はしっかりとしていただきたいです。
 
たまにサロンのお客様で「そうなった時(シワ、しみ、トラブルができた時)」で
だめなんですか??と言われますが、
もちろんそれでも構いません。
ですが、予防よりもかなりの時間費用をかけなければ、
元のお肌に戻ることはむずかしくなります。
 
ですので今特にトラブルがないという方でも、
今日のお話は頭の片隅にでも置いておいて頂けると嬉しいです。
 
 
そうは言ってきたものの、紫外線の全部が全部悪いわけでなく、
私達の生命を維持していくために大切なエネルギーでもあることも確かです。
ここまで悪者にしておきながら、
紫外線は肌トラブルのドンと言っておきながら、
紫外線のいいところもお話させてください!(笑)
なんにでも、プラスの面とマイナスの面と両面あるものですよね?(なんのこっちゃ
 
肌トラブルのドンだけど、こんなメリットも

紫外線はビタミンDを作ったり、殺菌作用や新陳代謝を高める力もあるんです!
 
ビタミンDは食物からのカルシウムの吸収を促し、
血液中のカルシウム濃度を一定の濃度に保つ働きがあり、
骨格を健康に維持してくれる働きがあるんです。
骨の量を保ち、骨粗鬆症を防ぐためにビタミンDって大事なんですよ
 
また太陽の光は、睡眠・食欲・気分などの生体リズムに対しても大きな影響力を持っています。
朝の目覚めとともに太陽光をたっぷり浴びて、深呼吸すると体内時計が働いて良い生活リズムができます。
 
早朝に10分間の太陽光を浴びると、1万歩あるいた程の効果があるなんてことも!!
抑鬱症状の人の治療に高照度の光照射が有効なことから、認知症予防にも良いのではないかといわれています。

 

食生活での栄養面でもよく言うことですが、
栄養のとりすぎであったり、逆に全く取らない、という極端な制限は、
からだに良くないと。
なんでも適した量というのが一番になりますよね。
紫外線の両面を理解して、上手に紫外線対策を取り入れていただければと思います(^^)