元ニキビ肌栄養士が転職したのはエステティシャン

栄養、美容、日々の徒然なるままに、書いていきたいとおもっています(^^)ニキビに悩んできた元栄養士、現役エステティシャンのブログへようこそ♪

これから日焼け止めを買う!?知って購入してほしい!日焼け止めの中身!

日焼け止め 吸収剤 散乱剤 肌荒れ

こんにちは(^^)
5月に入り、日差しの強い日が続いていますね!!
そろそろ日焼け止めを買おうかとおもっていた!と
これを読んでいる皆さんがそう思っていることを願っています(>_<)
もし、え?夏はまだもう少し先だし、とりあえずいまはまだ〜ってかたは
前々回のブログ、日焼け止めまだ塗っていない??の記事を
読んでいただけたらと思います(^^)
 
いちいち読みにいくのめんどくさい〜〜という方へ、
その内容を一言で言うと、
「明日から日焼け止め塗ってほしいです!!」
という事が長々と書いてあります\(^o^)/笑
 
 

日焼け止めの選び方

吸収剤と散乱剤

さて、紫外線から肌を守るために塗る日焼け止めですが、
吸収剤使用の日焼け止めと
散乱剤使用の日焼け止めがあることをご存知ですか??
なんてちょっと偉そうに言っている私は、
サロンで働くまで知らなかったのですが(^_^;)
 
吸収剤、散乱剤、、、あまり聞き慣れない言葉ですよね。
ではノンケミカルの日焼け止め、というとどうでしょう?
これは何度か耳にしたことのある言葉だと思います!
 
ケミカルが”化学物質”を表すので、
ノンケミカルというと”化学物質を使っていない日焼け止め”ということになります(^^)
これからお話するのはその化学物質を使っている日焼け止めと
化学物質を使っていない日焼け止め、この2種類についてです!
 
吸収剤
紫外線を吸収し、化学反応を起こすことで紫外線を熱に変えて放出します。
(その熱を実際に感じることはありません。)
それによって、紫外線から肌を守ることができるのですが、
化学反応を起こす際に、肌の水分が蒸発して乾燥したり、
アレルギーなどによって肌が荒れることがあります。
 
また化学反応を起こすと、紫外線を防ぐ効力が弱まるため、
塗り直しが必要となります。
 
 
散乱剤
散乱剤は金属を使って、紫外線を跳ね返すことにより肌を守ることができるんです。
吸収剤のように化学変化を起こすのではなく、
日焼け止めそのものが反射してくれるので、
肌への刺激が少ないと言われています(^^)
 
しかし汗で流れてしまうので、散乱剤の日焼け止めも
塗り直しが必要になります。
 
となると、先程書いたノンケミカルの日焼け止めとは、
この散乱剤の日焼け止めということです!
 
ですが金属と言うと金属アレルギーだと使えない??なんて疑問も出てきますね。
 
散乱剤に使われている主な金属は酸化亜鉛、酸化チタンなのですが、
実際に亜鉛は金属アレルギーを起こしやすいものです。
しかし”酸化”亜鉛は、そのアレルギーが起こる原因となる反応を
終えたものになり、アレルギーは起きないと言われています。
 
ですが不純物として単体の亜鉛が入っていた場合、
金属アレルギーが出てしまう方もいるようす。
そんな方は、チタンはもとからアレルギーを起こしにくい金属ですので
酸化チタンの日焼け止めを選ばれることをおすすめします。
 
99%の確率でアレルギーは起こらないと言われていますが、
100%絶対起きない!!とは、今回の日焼け止めと限らず、言えませんよね。
 

ハワイで販売禁止の日焼け止め

2021年1月1日から
  • オキシベンゾン
  • オクティノクセイト
という化学物質の入った日焼け止めクリームの販売を
禁止する法案がハワイで成立しているんです。
 
このオキシベンゾン、実は日本の吸収剤使用の日焼け止めにも
よく見られるものなんです(*_*)
 
そしてオクティノクセイトは日本名にした
”メトキシケイヒ酸オクチル”または”メトキシケイヒ酸エチルヘキシル”の表示で
使われています。
 
なぜ禁止になるのかと言うと、
成長途中のサンゴを死滅させたり、サンゴの白化
(繁殖を行ったり移動する事ができずその場所で崩れてしまう)を
すすめてしまう原因の1つとなっているようです。
 
この事を知った時、サンゴに影響があるなら人の体にだって影響あるんじゃない??
とかなり疑問に思ったのを覚えています。
 
また観光客の持ち込む日焼け止めについては規制対象外となるようですが、
そこまで言われている日焼け止めを、
あえて持っていって使おうとは、私はですが、なりません(^_^;)
いや、まず私がハワイに行くなんて夢のまた夢!!!
 
散乱剤の日焼け止めには、この2つは入っていないため、
使用することができますよ。
 
 

なぜそんな吸収剤が多く使われているのか

そんな影響があるなか、なぜ吸収剤の日焼け止めが
販売されているのか??と思いますよね?
 
吸収剤の利点
そうなんです、吸収剤にも良いところがあるので、
販売されているんですね。
 
それは
  • 紫外線カット力が高い
  • 白浮きしにくい
  • 伸びが良い
  • 汗に強い
ということがあげられます。
 
逆をいえば、これらは散乱剤の欠点といえるかと思います。
 
肌が強く、アレルギーに対する問題が無いという方は、
吸収剤のほうが魅力的に見えるかもしれませんね。
 
そして、今の最先端技術によって、吸収剤も肌への刺激を
極限に抑えたものも作られています。
マイクロカプセルに吸収剤を入れて直接肌に触れないようにする技術だそうです!!
 
というとですね、散乱剤のほうも進んでいまして!
白浮きしない、伸びのよいものが作られてもいるんです!(笑)
 

吸収剤と散乱剤の見分け方

ではこの2種類、どうやって見分ければいいのか??
 
化粧品には全成分の表示が義務化されていて、
薬用化粧品(医薬部外品)でも主成分は記載されているので、
そこをチェックして、これらの成分を探してみてください(^^)
 
吸収剤
  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、メトキシケイヒ酸オクチル
  • オキシベンゾン-3
  • t−ブチルメトキシジベンゾイルメタン
 
散乱剤
 
主な成分なのでこれだけではありませんが(>_<)
なかには吸収剤と散乱剤の混じった日焼け止めもあるので、
このどちらも名前がある!という商品もあります。
 
また散乱剤使用の日焼け止めであれば、
ノンケミカルと書いてある商品を探すのも
わかりやすい見分け方かと思います(^^)
 

まとめ

物事は表裏一体、いい面もそうで内面ももっているため、
その面にたいして自分がどう思うのか、が大事になりますよね。
(この言葉すきなんです、、多分これから何度もでてきます。笑)
 
ですので、自分の肌に合うものであったり、
毎日使う日焼け止めなのか、またはレジャーなどのときにだけ使う日焼け止めなのか
日焼け止めの特徴中身を知った上で、
選んでいただければなと思います(^^)
 
こうじゃなきゃだめです!!!ではなく、
いろんなことをお伝えして、
その方にご自分でその先を考えて頂けるような、
そんな場になればいいなと思いながら、
このブログを書いています\(^o^)/
 
なんて言いつつ、私的にはこっちのほうが良いと思います〜
という気持ちがあるので、どちらかによってしまいますが、、、、(笑)
 
このブログを読んでくれた方に
なにか1つでも、役に立った!!と思ってもらえることがあれば、
それが私がこのブログを書いている意味、とも思っています(^^)
 
なにかわからない、疑問に思うことがあれば、
お気軽にコメントいただければと思います!!
 
それでは、今日はこの辺りで。
ありがとうございました。